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2025.09.29
補助金活用|選定~事業の実現
補助金とは
補助金とは、政策目標に沿った形で国が重要と認める特定の事業や活動を支援するために交付する資金のことですが、
単なる資金援助ではなく、社会の発展のために事業活動を後押しする政策のひとつです。
募集要項の支給対象に該当する場合に申請を行い、採択(補助対象に相応しいと選ばれる)されれば補助金を受給できます。
4大補助金
補助金にはさまざまな種類があります。
その数なんと3000種類以上!
【主な補助金】
①小規模事業持続化補助金
②新事業進出補助金
③IT導入補助金
④ものづくり補助金
注意点
◆財源は税金
融資とは異なり、原則として返済の必要はありませんが、
補助金の主な財源は税金であり、適切な利用と報告をする必要があります。
補助金の不正申請や利用の防止・適正化を目的とした法律も存在します。
補助金を使って購入したものは補助事業以外では使用できないため(補助金を申請する目的以外にも使えてしまうものの購入は対象にならないことが多い)
基本的に、汎用性のあるものは対象外になる傾向があります。
◆申請しても採択されるとは限らない
補助金は、要件を満たして申請したからといって必ず採択されるものではありません。
また、補助金に採択されても、対象経費の全額が補助されるわけではありません。
多くの補助金では、「2分の1」や「3分の2」といった補助率であり、補助金を受け取れるからと言って、無駄な経費を支出しないようにします。
◆補助金は後払い
採択=補助金Get★ ではありません!
採択後も提出書類や報告書(完了報告)が必要であり、
申請から補助金入金までは半年ほどかかることも多くあります。
↑ 申請から審査期間が1~2か月
◆毎年 補助要件が更新(変更)される
新しく追加になったり変更になったりするため、
補助金を再度申請する場合にも、最新情報の確認が大切です。
【変更タイプ】
・補助上限額の変更
・申請枠の追加
・補助対象費用の変更 等
補助金の選定
たくさんある補助金のうち、どれを選定すればよいか自力で探すことは非常に大変な作業です。
補助金を検索するサイトも複数あるので、地域や目的で絞り込んだ条件検索で対象となるものが見つかります。
事業規模が小さいのか、数十名以上規模なのかによっても補助額の上限に大きな差があります。
特性によってどの補助金を選択していくかは大切なポイントになります。
※ものづくり補助金でいうと、従業員数によって補助金額が数十万円~数千万円まで幅広い
採択率を上げるための申請書作成
専門家にサポート依頼することで採択される可能性を上げることも一手ですが、
補助金獲得競争を勝ち抜くためには、
審査員が納得するような根拠を示せているか?が非常に重要です。
①まずは
◆募集要項に沿っているか確認
◆自社の強みの棚卸(実際の評価・支持)
◆競合との差別化ポイントの明確化
を整理します。
②整理した自社の強みを活かした事業展開を行っていくためには?が分かるように
★明確な課題設定と現状の分析
事業を取り巻く経済環境・立ち位置をグラフで表現
★具体的な解決策と、実現可能性の証明
補助金を使う必要性があることの根拠をアピール
★定量的な効果測定と継続性の担保
数年後にこれだけの経済効果が期待できる計画であることを印象付け
などのポイントを盛り込んで、説得力のある計画書を作成します。
③補助金にも予算があるため、先に良い事業計画の申請が沢山採択された場合には締め切られてしまいます。
採択率を上げるためには、過去の採択事例を参考にしつつ、経済を活性化させたいという国の施策に登録したり、
賃金UPに関わる点を盛り込む等、加点となる条件を確認し計画書に落とし込んでいくことが重要となります。
さらに、審査員は申請企業の業種・業態に関しての知識があるわけではないため、”業界の当たり前”についても丁寧に記載することが必要です。
山金工業では、補助金申請のサポートはできませんが、
申請時は、見積もり・合い見積もりも必要になりますので、
申請の可能性があるようでしたら、見積もり作成をご依頼ください。